丸美屋自販機コーナーから車を走らせること30分ほど。
足尾へとやってきた。
足尾と言えば、足尾銅山が有名。
その足尾銅山は現在観光地化されており、内部を探索することができる。
さっそく行ってみることに!!

こちらが足尾銅山観光の入り口。
国道にも看板が出ており、簡単にアクセスすることができる。
さて、さっそく進んでみよう!!

「さあ!出発じゃ」と言うおじいちゃん。
このおじいちゃんの顔がイカす。マスコットキャラとしてはなかなか可愛いけど、
女の子ウケするかと言われたら首を横に振らざるを得ない。

入場券を買ったところでおじちゃんに「早く早く!」と急かされた。
何かと思ってあわてて進むと、列車に乗ることに。
下調べをほとんどしていなかったけど、列車に乗って観光するらしい。

数100m進むと坑道の入り口が見えてきた。
ほぉ、なるほど!列車で坑道を進むのか!
なかなか面白そうじゃないか!!

あっちのほうに、何やら気になるものが見えるけど、
とりあえず列車から途中で降りるわけにはいかないので、
見なかったことにして進むことに。

坑道内を進む。
狭い空間なので、かなり音が反響する。
振動もそこそこあるので、結構乗り心地は悪い(笑)

ちょっ!ちょっと待って・・・!
早い早い!!展示品が全然見えないし、写真もブレるブレる!!
進むスピードが早くて大変だ!

・・・と思ったら坑道に入って100mほど進んだところで行き止まり。
ここからは歩いて坑道内を探索することができる。
ちなみに、行き止まりになっていたが、柵の向こうも行動は続いている。
なんと1200kmも続いているらしい。東京から福岡まで行ける距離だ。

さて、さっそく徒歩で坑道内を探索しよう。
坑道内は湿気が多く、ひんやりしている。

坑道内は手前から江戸時代、出口に進むにつれて現代へと採掘の様子を展示してある。
こちらは江戸時代の銅の採掘の様子。

マネキンが江戸時代の格好をしていて、
当時の採掘の様子を展示してある。
あれ?これって・・・

思い出したっ!!!
土肥金山と一緒じゃないか!!!!
あそこでは金の採掘の展示だったが、
こちらでは銅の採掘の展示。
金属は変わっても採掘の基本は変わらない。

当時はドリルやダイナマイトなんかも無く、手作業で掘り進めていた。
かなり大変な作業だったことだろう。

鉱石を砕けたとしても、坑道の入り口まで運ぶのが大変。
トロッコのレールもなかった頃は背中に背負って人力で運んでいた。
肩とか腰の負担がハンパじゃないだろうなぁ。

そのせいか、労働者の顔がかなり真剣。
土肥金山のマネキンはあまり表情が無かったのに対して、
足尾銅山のマネキンはかなり表情豊か!!

というか絶対誰かモデルがいるだろ!!
こんな人リアルでいるってば!!
力を入れているんだろう。
全力で歯を食いしばっている。

時代も進み、明治~大正時代。
ドリルなどの電動掘削機が発明されたおかげで、
銅の採掘は大々的に進歩した。
しかし、今度は騒音などの障害に悩まされることとなる。

こちらは昭和時代の採掘の様子。
ちなみに、足尾銅山は1973年に閉山している。
この頃はダイナマイトなんかも使われていた。


そしてやっぱりマネキンの顔がやたらリアルなんだわ!!
こいつら絶対モデルとなった人がいるはず!!
こんなおじさんたち絶対いるもん!!

休憩する坑夫たち。
彼らの顔もやたらリアルなんだけど、
それより何よりヤカンとか弁当箱とか緑青だらけなんだけど、あかんやろ!!
流石に当時こんな状態のものを使ってたわけじゃないだろうけど、
展示用とはいえもうちょっとどうにかならなかったのか?
その2へ続く
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