突然だが、みなさんは警察のお世話になったことはあるだろうか?
何を隠そう、おれはある!!
いやいや、何か誤解をしていないかい?
落とした財布を拾って届けてくれた人がいたわけだよ。
それが警察に連絡が行って…というわけだ。
まぁ…黄色いシールを車に貼られたこともあるけどね…
…と話が脱線したが、
何が言いたいかというと、警察博物館という場所に行ってきた。
東京駅と有楽町駅の間。
なかなかアクセスのいい場所に警察博物館はある。
ホントはここが目的ではなかったんだけど、
たまたま通りかかったので、寄ってみた。
入口にあった白バイ。
自由に乗ることができ、誰でも3億円事件の犯人になれる。
最近の若い子は知らない?
1階は車両コーナーになっており、
バイクなどが展示してあった。
サイドカー付きの警察のバイクなんてカッコイイ!!
警察のヘリもあったぞ。
消防博物館にあった消防隊のヘリもそうだったが、
ガラス張りの状態で空を飛ぶなんて怖いだろうなぁ。
さて、写真撮影がOKなのはここまで。
2階~4階までは写真撮影がNGだったので、
ホームページの写真を引用しての紹介とする。
以下の写真は公式ホームページの引用。
2階では警察の歴史について紹介されていた。
このフロアでは主に警察の成立初期のことが紹介されていた。
警察は明治7年に結成された組織。
100年以上の歴史を持つ。
明治期の警察官の制服。
軍人の制服と似ており、かなり威圧感がある。
どうでもいいけど、当時の人ってなんでみんなこんな夏目漱石みたいなヒゲなんだろう?
流行していたのか?
当時の警視庁舎の写真や、
細かい装備品の遷り変わりが紹介されていた。
ワッペンなども実に細かい。
西南の役で活躍した警察部隊。
手前に置いてある銃はスナイドル銃という初期の銃。
1人1つこれを装備していたと思うと威圧感がある。
3階では殉職した警官や、
当時の捜査の様子、装備品などが紹介されていた。
殉職した警察官たち。
ここに紹介されている人たちはほんの一部で、
実際には数え切れない人がいるのだろう。
彼らの魂は弥生慰霊堂というばしょに収められているらしい。
制服の移り変わり。
やはり左の方、初期の制服は軍服に見える。
当時の装備品。
サーベルやらスナイドル銃を普通に携帯してる人って
かなり威圧感があって怖い気がする(笑)
他にも、日本刀や仕込み杖など、
当時の治安がよっぽど悪かったのかと心配になるような装備がたくさんあった。
写真にはないのだが、ほかにはこんなものがあった。
・実際の捜査のメモ
→こんなふうにメモをしているのかと感心した。
かなり雑な走り書きだったが、分かればいいし、時間もないし、仕方ないのかも。
・事件の記録
→226事件、日大事件、あさま山荘事件など、
有名な事件の記録が展示してあった。
今考えるとどれもこれもすごい事件だよなぁ。
・大正時代~昭和時代の免許証
→初期の免許証は写真もなく、
比較的簡単に取ることができたらしい。
まだ車も少なかった時代だからだろう。
・当時の警察手帳
→昔のものから今のものまでの警察手帳の遷り変わりが展示してあった。
どうでもいいが、警察手帳ってメモの部分がいっぱいになったらどうするんだろう?
それとも手帳っていうくらいだから、カレンダーとかもついてて、一年ごととかに更新するのかな?
4階は主に現代の警察官や、
警察に関する組織について紹介されていた。
鑑識グッズ。
足型を取る石膏や、指紋採取グッズなど。
なかなか面白そうなグッズがたくさん。
赤外線撮影の様子なども紹介されていて、
なるほどと感心してしまった。
ワッペン。
各都道府県警によって微妙に異なるらしいが、
素人目には全く見分けがつかなかった。
警察の音楽隊の歴史や、警察学校の歴史などが紹介されていた。
明治12年巡査教習所から続く、歴史ある組織らしい。
他にも、現在の犯罪について紹介されていた。
麻薬捜査犬や、薬物、偽装紙幣、偽ブランド商品など。
というわけで、警察博物館。
小規模な博物館ながら、とても見所の多い博物館で、とても楽しめた。
見て回るのにあまり時間もかからないので、
ふらっと立ち寄るにはオススメだぞ!
店名 | 警察博物館 |
住所 | 東京都中央区京橋3-5-1 |
電話番号 | 03-3581-4321 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) 12月28日~1月4日 |
関連URL | 公式HP |
コメント