知らない人も多いかもしれないが、
伊豆大島は火山島。
近いところでは1986年に三原山が噴火している。
というわけで、火山のお勉強をしてみようと思い、行ってみた。
伊豆大島火山博物館
行ってみてビックリ!!
異常なほどに立派な施設!!
どっかの国立博物館みたいだ。
にしてはお客さんは全然だったが…
ぱれらめーるもそうだったけど、採算取れてるのか?
しかも高台のいい位置に建っているため、メッチャ眺めがいい。
写真では分かりづらいが、奥の方には伊豆半島も見えるぞ。
中は撮影禁止だったので、公式HPや、写真を撮れるエリアのみの紹介。
火山のしくみや、溶岩の質の違い。鉱物などについて詳しく説明がなされていた。
伊豆大島では1986年に565年ぶりに三原山が噴火した。
幸いにも、被害者は発生せず全島民が避難するといった結果となった。
火山にも種類があり、伊豆大島の噴火は割れ目噴火というタイプの噴火。
伊豆大島は島そのものが火山島となっており、
100~150年間隔で噴火を繰り返している。
その都度火山灰や溶岩が堆積し、地層を形成している。
その証拠となる活断層が島の東南部に地層切断面を見ることが出来る。
火山博物館にも地層切断面をそのまま切り取ったものがあったが…
博物館から車で15分ほどのところで現物が見れるのに、
わざわざ博物館にそのまま移動させる必要があったのだろうか?
他にもいろいろな展示がなされていて見所はあったが、
個人的にはちょっとツッコミどころが少ないかなって感じ(笑)
あと思ったのは、展示がどれも90年以前のものということ。
豪華な設備や展示を見て思ったんだけど、
バブル期に調子に乗っちゃったんだろうなと思う(笑)
外にあったロケットのようなもの。
実はこれをクレーンで吊るして、火口の中を探索するらしい。
こんなのに入って火口に入るって怖すぎるよな~(^_^;)
記念の大きなパネル。
平成25年10月12日ってあるけど、
この3日後の10月15日に台風26号によって発生した地すべりで多大な被害を被った。
被災した方々が一日も早く元の生活に戻れるようにお祈りしております。
そして、絶対に調子に乗って地すべり博物館など作らないようにお願いします。
というわけで、伊豆大島火山博物館。
バブルで調子に乗って仰々しい施設を作ったはいいが、
あまり見所としてはボリュームはなく、
同じような内容を細かく詳しく展示しているといったような感じだった。
今回は時間がなく行けなかったが、三原山の噴火口を合わせて見に行くのもアリかも。
店名 | 伊豆大島 火山博物館 |
住所 | 東京都大島町元町神田屋敷617 |
電話番号 | 04992-2-4103 |
料金 | 大人500円 小中学生250円 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
関連URL | 公式HP |
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