先日、平日に休みをとったので、
平日にしか行けないところに行こうと思い、
いくつかスポット巡りをしてきた。

まずは東京税関情報ひろばへとやってきた。
要するに、税関の博物館。

東京税関情報ひろばは東京港湾合同庁舎の中にある。
この建物は基本的にカレンダーと休みが連動しているため、
土日祝は休みなのだ。

まずはワシントン条約についての説明。
これ、全部許可なく輸出入できないもの。
生体だけでなく、革や骨などの加工品もその対象である。

ワシントン条約において、動物はその重要度によって附属書Ⅰ~Ⅲの3種類に大別される。
特に重要な附属書Ⅰの動物は学術研究のために両国の政府の許可を得た場合のみ輸出入できる。

象牙の加工品。
一昔前は高級品ではあったものの、一般にも扱われていたが、
1989年に輸出入が禁止されて以降は、
自然死した象の牙などといった限定されたもののみがとり扱われるようになり、
更に希少品となった。


驚くべきはその細工の細かさ。
凄腕の職人がいたんだろうなぁ。
乱獲が止まるのは大切だけど、職人の職がどうなったかも気になるところ。

こういう鳥なんかは一昔前のお金持ちの家なんかに飾ってあるイメージ。
条約のなかった頃は比較的簡単に手に入ったんだろう。

このへんの爬虫類たちも勝手に持ち出すと密輸になる。
持ち込むのも大変そうだけどね。

続いて、麻薬探知犬の資料が展示してあった。
どうでもいいけど、これを見てふと思い出した名探偵コナンのとあるシーン
「お前なんで麻薬の味知ってんだ!?」
と思わずツッコんでしまう(笑)
麻薬探知犬は麻薬の味は知らない?匂いだけかな?

このへんは麻薬関連の資料が展示してあった。
金属探知機には引っかからないし、見つけるの大変そうと思ってしまう。

一口に麻薬と言ってもいろんな種類がある。
症状や副作用も様々。種類によっては合法な国もある。
カナダなんかではマリファナが合法だったりする。
先ほどまで麻薬についての資料が展示してあったが、
ここからは税関らしく、どのような手口で持ち込まれたかが紹介してあった。

缶詰の中に隠された大麻草。
完全に密閉されてても分かるもんなんだね。

「生麦茶の箱の中に向精神薬」「コカイン入りコーヒー粉末」
水で溶かして飲むものなのだろうか?

貝殻細工の可愛いふくろうちゃんの中にも大麻草が。
可愛さとのギャップがすごい。

こちらも可愛いライオンちゃんの中に大麻草。
知らずに買ったら子供パニックだろうなぁ。

本をくり抜いて隠された大麻草。
これ小さい頃やったことがある!!
どうでもいい電話帳とかを使って宝物隠してたなぁ。

タバコの箱内に手作りの大麻煙草
「手作り」ってところがなんとも怖い。

靴やサンダルの底に隠された大麻樹脂。
水虫のオッサンの足の下にあった大麻を服用するのってなんか嫌だな。
逆に美女のハイヒールの中に入ってたりしたらプレミアでもつくのだろうか(笑)

大理石の中に隠された覚せい剤。
これだけの量が密輸されたら一体いくらになるのだろう?
その2へ続く
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