2013年6月。
巷では今フクロウが大ブーム!
2月に月島にあるフクロウカフェに行こうとしたのだが、
3時に訪問した時点で既に4時間待ちという状態で、訪問を断念してしまった。
ところが、国分寺にもふくろうカフェがあるということを聞きつけ、
早速、行ってみることにした!
お店の名前はふくろう茶房。
知らなければまず行かないであろう住宅地の真ん中にある。
それなのにかなりの人気。
訪問時には人だかりが出来ていた。
お店の中。
4人がけのテーブル席が3つとカウンター席が4つ。
決して広くはないが、ふくろう達のことを考えるとちょうどいい広さなのだろう。
店内にあったガラスケースの中。
4羽のふくろうと1羽のワライカワセミがいた。
ワライカワセミ。
凛々しい顔をしていた。
ケースの中のふくろうはみんな眠そうだった。
まぁ、昼間だしね。
ウサギフクロウだっけ。
途中から起きてピーピー鳴いていた。
お店はワンオーダー制。
数人で訪問しても一人一品は頼んでねっていう。
というわけで、ふれあいの前にまずは食事。
フライドポテト&ソーセージ(700円)
これだけで、700円って聞くと高いと思うかもしれないけど、
このお店は入場料を取らないので、
それを考えるとトータルの金額は決して高くない。
こちらは果肉入りいちごみるく(600円)
果肉のつぶつぶが美味しかった。
食べてる後ろにももちろんふくろうがいる。
こちらはメンフクロウ。
後期心旺盛で、いろんなものに興味を示していた。
ちなみにメンフクロウは首が縦にも回転するらしい。
店主さんが夜中トイレに起きた時に見てビックリしたとか。
そして早速ふれあいタイム!!
個体ごとに値段が異なるようだ。
1回約3分で、300円から触れ合うことができる。
えっ!?・・・てことは1時間6000円・・・
やばい、このふくろうたち・・・おれより全然稼いでる(笑)
同行者がナンベイヒナフクロウ(500円)を選択。
お店の人が手の下に布巾を敷き、手袋を用意してくれた。
そして、ふれあいについての簡単な注意事項の説明のあと、
ガラスケースの中から連れてきてくれた。
ふれあいで出来るのは、手に乗せることと、軽く触れること。
その際、ふくろうたちのストレスにならないように軽く撫でてやるのが特徴。
手袋をした人(お金を払った人)のみ触れ合うことができる。
同じグループの人でも、勝手に触っちゃダメ。
お店の外にもふくろうがいた。
ちなみにこのスペース、副業(本業?)で建築士をしているお父さんが一週間で作ったようだ。
なんでも、このお店。ふれあいだけでなく、ふくろうの販売もしているそうなのだが、
ふれあいを求めて並んでるお客さんの脇を、
買いに来るお客さんが並ばずに通ってゆくのは誤解を招くということで、
販売専門のブースとして作ったそうだ。
店の前の道路では店主がふくろうの説明を行なってくれていた。
普通にリードをつないで地面を歩かせていると犬の散歩みたい。
ワシミミズク。
フクロウの中ではかなり大きな種類。
羽ばたきも見せてくれた。
なんか絶対にやってはいけないことのような気もするが、
このような状態でも自力で羽ばたいて元の位置に戻れるらしい。
でも、ワシミミズクは身体が重いらしく、
この時は店主が戻してあげていた。
そして肩の上に乗って定位置へ帰還。
甘えているのか、なかなか降りてこず、店主が嬉しそうに困っていた。
こ…こいつ可愛い…
そしてその隣にいたオオフクロウ。
片足で立っているのはリラックスしている証拠らしい。
そして道路を挟んで反対側の止まり木にいたハリスホーク。
ふくろうではないが、猛禽類の仲間。
そして、一通りふくろうを見たところで、店内に戻り、
ふれあうフクロウを指名する。
どうにも悩んでしまったので、
「甘噛みとかしてくれる慣れてるフクロウはどれですか?」と聞いたところ、
こいつをオススメしてくれた。
店主が教えてくれたように、
指を口の前に出すと甘噛みしてくれる。
ちゃんと痛くないようにハムハムしてくれる。
本当に飼いたくなってしまう。
ふれあいが終わったところでエサタイム。
ひと仕事終わったあとの食事は美味しそう。
と、触れ合いはここまでなのだが、
店主がいい方で、かなりいろいろと話を伺った。
ふくろうは最初の個体の価格は高いが、
エサ代も月3000円くらいで、飼う手間もそこまでかからず、飼いやすい。
店主が人生で最初に飼った動物もフクロウだそうだ。
月島にあるふくろうカフェの人が偵察にきたことがあるらしい。
ふくろう関係の研修会があったのだが、
その帰りに「そういえばこの辺にフクロウカフェがあったんだよな…」と寄ってみたところ、
数日前に来たお客さんが働いていたんだとか。
ばったり出くわして、気まずかったそうな。
写真撮影禁止と書いてあるが、
これはお店のお客さんじゃない人で人だかりができ、
お客さんが楽しめなくなってしまうということで、
お店のお客さん以外の人に向けたメッセージらしい。
お店に出ているふくろうは、その日のふくろうの体調によって決まるらしい。
出勤が不定期だったり、ふれあうために指名料を支払ったりと、
なんだかキャバクラやホストみたいなシステムだと思ってしまった(笑)
生体の販売も行なっているが、ペットショップから預かった個体を販売しているらしい。
お店としては展示するふくろうの種類も増え、触れ合うたびにお店の収益になる。
ペットショップとしては飼育を委託することでコストを削減できるし、
お店に置くことでふくろうを宣伝してくれる。
なるほど、ギブアンドテイクが成り立っている。
そのため、お店のフクロウでないフクロウには敢えて名前をつけず、
飼い主となった人に名前をつけてもらうそうだ。
というわけで、ふくろう茶房。
今回支払った金額は2人で2500円ほどだったが、
もうちょっと払ってもっと触れ合ってもよかったのかも。
なんだかんだで2時間近くいてしまった。
ふれあいも楽しめるし、料理も美味い。
そして、お店の方のトークが非常に面白い。
これはまた行くしかないね!!!
店名 | ふくろう茶房 |
住所 | 東京都国分寺市東元町3-15-1 |
電話番号 | 042-208-3400 |
料金 | 一人一品注文制 |
営業時間 | 月~金 11:00~17:00 土日 11:00~19:00 |
定休日 | 火・木 |
関連URL | 公式HP |
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