東京都小平市に薬用植物園という場所がある。
単なる植物園ではなくて、「薬用」植物園というところがポイント。

まぁ、その名の通りなんだけど、薬用に利用されている植物を育ててるんだわ。
RPGゲームなんかでは「薬草」でひとくくりにされているけど、実はその種類は非常に多様。
痛み止めから下痢止めまでいろんな植物と用途がある。

中に入るとすごいんだわ!
エリアにもよるんだけど、漢方エリアは歩いてるだけで漢方薬の匂い!
これは苦手なひとはダメかもしれない。

ハッカもあった。
漢方薬、精神神経用薬、消炎排膿薬などになる。
用途が書いてあるのがこの植物園の楽しいところ。
「これがこういう効能なんだ」って勉強になる。


ブラックベリー
これは用途が書いてなかったけど、ただ美味しいだけ?(笑)

ホップ
ビールの原料の1つでもあるこいつ。
残念ながら実は成っていなかった。

マオウという植物。
完全に「魔王」が頭の中に浮かんでしまった(笑)
そんな脳内中学2年生はおれだけじゃないはず!


植物は薬用のものだけじゃない!毒草だって存在する。
ということで、有毒植物のコーナーもあった。
日本だけでも200種類以上あるというのにビックリ!!
素人は下手に野草や山菜に手を出さないほうがいいかもね。


なんとここではケシも栽培している!
麻薬取締法に引っかかり、個人では栽培することが出来ないため、
2重の檻で厳重にガードされていた。
あへんにもなるが、痛み止めのモルヒネにもなる。

さて、こちらは温室の中。
窓が開けられ、換気も行われていたが、真夏の温室はかなりキツイ…


食虫植物のウツボカズラが置いてあった!これはテンションがあがる!
覗いてみたけど、こいつの中には虫はいなかった。残念…


カカオ
季節ではないのか、小さな実がちょこんとついているだけだった。

さて、こちらはところ変わって屋内の展示施設。
植物から作られた生薬がずらりと並んでいた。
漢方屋さんみたい!


植物ではないが、生薬の原料ということで、
乾燥させた動物たちが並んでいた。
ムカデとか誰が最初に食べてみたんだろう?その度胸がすごい!!

外でも栽培されていたケシが並ぶ。
季節ではないのか、外にあったやつは全然小さかったので、こんなもんなんだと思った。
普通にそのへんの雑草に混じってても絶対気づかないだろうな…
というわけで、東京都薬用植物園。
園芸好きで何か育てたいなって思ってる人はここを参考にしてみるのもアリかも!?
でも、ケシは育てちゃダメだよ(笑)
店名 | 東京都薬用植物園 |
住所 | 東京都小平市中島町21−1 |
電話番号 | 042-341-0344 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 4月〜9月 午前9時から午後4時30分まで 10月〜3月 午前9時から午後4時まで 薬事資料館は、土日祝日も開館 |
定休日 | 月(月曜が祝日のときは翌日)・年末年始 |
関連URL | 公式HP |
コメント