その1の続き

ヤマカガシの毒を注射されたマウス。
血小板を破壊し、全身の血液が凝固作用を失っていく。
つまり、かさぶたができず、傷がふさがらないという恐ろしいもの。

エジプトコブラ
クレオパトラが自殺に使ったり、
インディージョーンズに出てきたりと何かと有名なヘビ。

毒量と毒性の図。
毒量はそのまま毒の量だが、毒性は数字が小さいほうがより毒が強いということ。
これを見ると、ヤマカガシの毒がいかに強いかということがわかる。
毒量こそ少ないものの、マムシの4倍、ハブの12倍もの毒性がある。

頭が三角なヘビは毒ヘビというのを聞いたことがあるだろうか?
この写真では頭が三角な無毒ヘビと頭が丸い毒ヘビが紹介されている。
また、模様なんかも個体によってかなり異なるので、
素人はヘビを見つけても下手に刺激しないでそのまま立ち去るのが無難だろう。

ヘビに噛まれたあとの応急処置。
「3、毒を吸い出す」とあるが、口の中の状態にも要注意。
虫歯や口内炎があったら吸い出す方が危険だったりもする。

アメリカマムシ
コーンスネークに似ているが、こちらも毒ヘビ。
もっとも、毒は少なく、滅多に重症になることはない。

ちなみに、出口のところにあった映画のポスター
その名も「スネークフライト」
数千匹の毒蛇、ジャンボをハイジャック、前代未聞のパニックアクション
これは・・・なんともB級な香りがする。
「ヘビー級映画」って宣伝文句も素晴らしい(笑)

再び外の飼育場へ。
こちらではシマヘビを飼育している。

こちらは標本などを展示してある建物。
ヘビの骨格標本。このサイズが標本になるのがすごい。

世界中のヘビの標本
世界各地にヘビが生息しており、その全てが肉食。
草食の蛇というのは存在しない。

海ヘビ。
魚類にもウミヘビ科が存在するが、それとは異なり爬虫類のウミヘビ。
ウミヘビ科の毒は量こそ少ないものの、非常に強力な毒。

ヘビのホルマリン漬け。
入れ物とか入れ方によってはもうちょっと少ないホルマリンでも足りるんじゃ?
気化したり色が変わっているのを見ると、大分前のものなんだろうな。

白化したヘビ
完全なアルビノではなく、白以外の色が残っているもの。

こちらもヘビ飼育の建物。
熱帯蛇飼育のための温室だ。

ワニが飼育されていた。
熱帯の爬虫類ということで、ヘビと同じエリアにいるのだろう。
エサやりが大変そうだなぁ。

熱帯のヘビ
名前を忘れてしまったが、どグロを巻いて気持ちよさそうに寝ていた。

アミメニシキヘビの皮
7.5mというかなり大きなもの。

ヘビの標本。
この状態で固定するのも大変そう。
中に針金が入ってるのかな?

アオダイショウ
日本で最もメジャーなヘビ。
都内でもちょっと自然があるところには結構いるぞ。


ブラックマンバ
世界で2番目に大きな毒ヘビ。
動きも時速11kmと非常に早く、更に好戦的なため、非常に危険。

2階はなぜか恐竜コーナーになっていた。
展示するものがなかったため、スペースを埋めるためにしたのか?


なんとも微妙な恐竜コーナー。
ヘビと何の関係があるのか?(笑)

自販機で栄養ドリンクが売られていた。
ヘビのエキスでも入っているのだろうか?
お酒ということで、この後、車の運転もあるので、購入せず。

採毒館という建物。
こちらにはイグアナがいた。
ライトの熱であったかそうにしている。

赤ちゃんヘビのコーナー。
ヘビの繁殖を行なっているようだ。

さて、そうこうしていると外で採毒ショーが行われる時間になった。
ヘビから毒を採取し、その毒から免疫血清を作り出す。

こちらはハブ。首が縮みあがっている。
これはかなり危険な合図。
今すぐにでも飛びかかってくるかもしれない。

そんなハブを手元の棒で抑え、首を抑える。
かなり慣れた手つきでヘビを捕まえる研究員の方。


そんなハブから毒を採取する。
とても長い牙で、更に毒の量もすごい。
毒の強さは大したことないとはいえ、この量は大変だ。

ハブに続いてマムシの採毒も行われていた。
目の前で行われるのはかなり迫力がある。
ジャパンスネークセンターのもう1つの目玉は、レストラン。
ヘビ料理を食べることができる。というわけで、レストランへ行ってみることに。
店名 | ジャパンスネークセンター |
住所 | 群馬県太田市藪塚町3318 |
電話番号 | 0277-78-5193 |
料金 | 大人:1000円 4歳~小学生:500円 |
営業時間 | 3~11月 9:00~17:00 12~2月 9:00~16:30 |
定休日 | なし |
関連URL | 公式HP |
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