2015年11月群馬&栃木ツアー。
日光から山を下り、しばらく進むこと1時間半くらい。
餃子で有名な宇都宮市の駅からちょっと離れたところ。
大谷町にやってきた。

車で走らせてみると、あっちもこっちも巨大な岩だらけ!
大谷町は採石場として有名だった場所。
垂直に切り立った岩はかつて採石された場所である。

現在は採石が終わっており、
この場所には巨大な地下空間が残っている。
その地下空間が資料館となっており、見学することができるのだ。

さて、さっそく入場料を支払って進む。
こんな通路を進んでいくのか・・・
石切り場といえば、雲見とか藪塚で見たことあるけど、そんな感じでしょ?

す・・・すげぇえぇぇーーー!!!!
想像以上にメチャメチャ広い!!!!
今まで行った石切り場と比べると全然規模が違う!!!

しかも大谷資料館は超巨大な柱が何本もあり、
その周りに巨大な空間がある。
だから全景を写真に収めることは不可能なんだけど、
とりあえずメチャメチャ広いんだわ!!

大谷で採取された石は家の塀などに使われていた。
なるほど!こういうブロック塀はよく見る!
こういうところに石が使われてたのね。

カラフルな照明とヒーリングっぽい音楽が幻想的。
当時はもっと全然大変な環境だったろうに。

たくさん積まれた石。
ピラミッドみたいな感じ。

機械ができるまでは手彫りで採石を行なっていた。
石切り場を見るたびに思うけど、よく手作業でこんなことできるよなぁ。




とても幻想的な空間

石をカットした跡。
このへんは機械を使って掘ったんだろうな。
手彫りよりは楽かもしれないけど、振動、騒音、粉塵など、危険は常に付きまとう。


ここは音楽のPVやドラマや映画のロケによく使われているようだ。
確かにこんだけの異空間は画面に映えるだろうなぁ。

ここにかつてどんなロケに使われたか資料があった。
ロケだけじゃなくて車の展示とかにも使われていたぞ。

ここは本当に広い!
ここだけで30軒くらい家が建ちそうな広さ。

立ち入り禁止になっていた場所もかなり広かった。
向こうの方に光が見えたが、あっちの方から車を入れたのかね。


迷路みたいに広い場所。
こりゃ面白い!!
相変わらずカラフルな照明とヒーリング音楽で幻想的な雰囲気だ。
さらにあちこちに

十字架とか・・・

なんかよく分かんない柱とかがある。

ちなみに、ここの石はこんなブロックの壁にも使われている。
本当に色んなところで使われているんだな。

出口のところには石切の資料館があった。
道具とか写真が展示されていた。
こちらは当時の意志の積み出しの様子。
まさかのこのサイズの石を手作業でしかもたった2人で運んでいたのか!
こんなんやったら肩とか腰とかがおかしくなっちゃいそう。


電動ノコギリ。
こんなんやったら耳とかえらいことになりそう。
粉塵もすごいだろうし、大変な仕事だな・・・

当時の石切の工程。
まずは外枠を切って、次に下からくさびを打って石を割る。
その後周りを加工していく。1つの石を作るだけでも大変だ。

当時の石切りの道具。
機械も大変だが、手作業もそれはそれで大変だったことだろう。

石で作られたミニチュアの模型。
石をこんなに小さく加工するのも大変だっただろうな。

切り取られた石はこんなところにも使われていた。
意外と知らないだけで、色んなところで石って使われてるんだね。

切り取られた石は木製の滑り台の上を滑らせて運んでいた。
これは怖い!下で受け止める係とか絶対怖いわ!!
というわけで、大谷資料館。
写真ではあまり伝わりづらいが、メチャメチャ広く、幻想的。
女子にもオススメだぞ!
店名 | 大谷資料館 |
住所 | 栃木県宇都宮市大谷町909 |
電話番号 | 028-652-1232 |
料金 | 大人:700円 子供:350円(小・中学生) |
営業時間 | 9:00〜17:00 (最終入館は16:30まで) |
定休日 | 年中無休 (※但し、12月29日~1月1日は閉館) |
関連URL | 公式HP |
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