その2の続き

島内にはマーケットがあり、
必要なものはここでそろうようになっていた。

ちなみに食堂にもなっていて、定食を食べることが出来る。
おれが訪問したときも何人か訪れていた。

壁にはここを訪れた人のコメントがたくさん書いてあった。
みんなに愛されているお店なんだなぁ。

このベニヤの壁の奥はこんな感じになっていた。
かつては7700人いた島民が訪れたであろうマーケット。
たくさんの商品が並んでいたのだろう。


この島には本当に猫がたくさん。
マーケットのおばちゃんがエサをあげてるらしい。


マーケットの前にも廃墟がたくさん。
しかし、このあたりにはまだ住んでいる人もチラホラいる。

アパート1棟に1人が住んでいるような状況。
夜とかすげぇ寂しそう。

マーケットのオバちゃんの話によると炭坑で働いていた人が定年してここで暮らしているらしい。

確かに、ずっと生まれ育った場所を離れるよりは住み慣れた場所で住んだほうがいいのかも。

また、働いている人はマーケットだったり観光事業だったり、
あとは市役所の支所や郵便局、ごみ収集など、島内の仕事を行なっている。

おれが訪問したときもごみ収集の人が来ていた。

船で島外へ運ぶのであろうか。
いずれにしても島そのものに観光以外の産業が無いのはなかなか大変なものがあるだろう。

100棟近くあるアパートがほぼ全て廃墟。

しかし、全てが廃墟となったわけではない。
今でも住んでいる人がいる。池島は生きているのだ。

ところ変わって、港の方まで戻ってきた。
超巨大な重機が並んでいた。

島に上陸したときにも目にした炭鉱部分。
予約をすれば内部を見学することが出来る。

坑道への入り口。
見学ツアーで入ることが出来るらしい。

こんな巨大な工場が全て廃墟ってのもすごい。
解体する費用もないんだろうな。

ここで石炭を積み込んでいたのだろうか。
当然これも廃墟。


最後に、島の公民館の前にヤギがおり、草刈りに励んでいた。
というわけで、池島。静かな時間の流れる島。
廃墟を楽しみたい人には超オススメ。
軍艦島ほどの圧迫感、密集感は無いが、軍艦島以上に島内を自由に散策できる。
店名 | 池島 |
住所 | 神浦港:長崎県長崎市神浦江川町657 瀬戸港:長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷 佐世保港:長崎県佐世保市新港町8-23 |
電話番号 | 095-811-0369(一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会長崎さるく受付) |
営業時間 | フェリーの時間は発着港によって異なる 坑内見学ツアーは10:45集合コースと14:15集合コースの2コース |
定休日 | 不定期 |
料金 | 坑内見学ツアー:高校生以上2680円、小・中学生1340円(炭坑弁当は別途800円) |
関連URL | 長崎市のページ |
コメント