その1の続き

ロープウェイの操作室。
ここでロープウェイを操作していたのだろう。

料金表があるところを見ると、券も売っていたらしい。
しかし、2つの山の山頂と山頂を結ぶだけのロープウェイ。
ロープウェイのみを利用する人なんていたのだろうか?

おそらくこのあたりの山の地形を示すミニチュアだろう。
もはや真っ白になっていて何が何やら分からない状況だ。

さて、外の観察もそこそこにして操作室の中へとお邪魔する。
散らかってはいるものの、こちらも物が非常に多い。

操作室からゴンドラを眺めてみる。
かつてはこのように発車を見送ったことだろう。

こちらも残留物は非常に多い。
20年近く前のマリーンパレス(現在のうみたまご)やラクテンチのパンフレットなども置いてあった。

ロープウェイは20分おきに出ていたようだ。
非常に多い稼働率。ちょっと田舎の電車よりも多いくらい。

操作室の後ろ側。
職員がくつろいだり、お弁当を食べたりしてたのだろうか。

ロープウェイの乗り場から別府湾と別府の街を眺める。
反対に、別府の街からもこの建物がよく見える。
この山の下にはケーブルラクテンチという遊園地がある。

ホントに絵になる廃墟。
山の上にあるがゆえに他の廃墟と比べると人為的な荒れは少ない。

志高ユートピアの案内。
ラミネートはされているものの、こんなボロボロの状態。
志高ユートピアは遊具も少なく、動物もあまりいない。まぁ、こりゃ潰れるわなぁ。

ホームの下側までやってきた。
現役時代は絶対に来れなかった場所。


ホームの下の方は崩れていた。
あとちょっとずれていたらゴンドラごと下まで落ちてきただろう。
というか、この写真を撮ったときに崩れてきたらと思うと恐ろしい・・・

裏側の工具置き場。
ペンキの塗っていない金属はことごとく錆びている。

ロープウェイの動力部分。
かなり広く、高低差のある空間だ。

こうして写真で見るよりも実際はメチャメチャ高い!!
写真には写りきっていない場所にもさらに上の方に部屋がある。

錆びているので、階段を踏み抜いてしまったり崩落の危険性もある。
しかし、それでも進みたい。ということで、途中まで登ってみることに。

なんとかここまでやってきたけど、これが限界。
これ以上は怖くて進めない。おれも年をとったなぁ。
若い頃だったら進んでた気がする(笑)

さすがにあそこまで登る勇気は無かった。
あそこで足場が崩れたら絶対に助からないだろう。

上の方にケーブルが延びていたのだろうか。
これまでに行ったロープウェイの廃墟には無いなかなか面白い構造。

下の方に巨大なプーリーがある。
どちらかというと湯原温泉ロープウェイに似ているのかも。


下の方にも予備エンジンや巨大なプーリーが。
こんな山の奥によくこんな巨大なものを運んだもんだ。
その3へ続く
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