小ぢんまりとした淡水魚水族館。相模川ふれあい科学館に行ってきた(16/1/4)

動物スポット

宮ヶ瀬コッコパークを楽しんできた我々は、
相模川ふれあい科学館へとやってきた。

相模川は山梨県へと続く長い川。
東京といえば多摩川。神奈川といえば相模川と言っても過言ではないくらいメジャーな川。
そんな相模川の科学館だ。

相模川ふれあい科学館 (1)

でも実際は科学館ではなく、
相模川に生息する魚の水族館って感じ。
川に関する展示とかもいくつかあるんだけどね。

相模川ふれあい科学館 (2)

入り口すぐのところにあった鮎の水槽。
鮎ってキュウリュウウオ科っていう種類なんだけど、
その名の通り急流を泳ぐ魚だから、水槽に水流を作らないといけなくて飼育が大変そう。

相模川ふれあい科学館 (4)
相模川ふれあい科学館 (5)

入り口を入って右のところでは特別展がやっていた。
いろいろな動物のしっぽを比較するというもの。
コモンリスザルのしっぽ。このときはエサやりタイムだったので、
エサを食べる姿を見ることが出来た。ゆでたまごを黄身と白身に分けてて可愛かった!

相模川ふれあい科学館 (6)

エイのしっぽ。
トゲに毒がついているのだが、実は背びれが進化したものらしい。初めて知った!
淡水のエイは小さくて可愛いんだけど、模様が微妙に気持ち悪い。

相模川ふれあい科学館 (7)

ボールパイソン
かなり活発であちこち動き回ってた。
ヘビってあんまり動かないのが多い中でこいつは見てて面白かった!

相模川ふれあい科学館 (8)

さて、特別展はそこそこにして、奥の水族館エリアへ。
タナゴ水槽があった。タナゴってかなり種類がいるんだけど、
見分けもなかなかつかないし、あまり面白くないのでパス。

相模川ふれあい科学館 (9)

水生昆虫の水槽。
こいつはミズカマキリ。ガサガサとかをすると比較的簡単に捕まえられる。
カマキリと名前がついているが、実はカメムシとかの仲間なんだとか。

相模川ふれあい科学館 (10)

サクラマス
こいつってアマゴが一度海に降りて戻ってきたやつのはず。
サクラマスには海に行く必要があるのだが、飼育下ではどうやってサクラマスになるんだ?

相模川ふれあい科学館 (11)

さらに奥の水槽や展示がたくさんあるコーナー。
一番奥には相模川の水槽がある。
エリアによって下流~中流~上流などといった感じで生息する魚が分かれていた。

相模川ふれあい科学館 (12)

一番下の方にあった淡水魚コーナー。
イイダコの水槽なんだが、卵を産んでいた!!
卵の形が米粒に似てるからイイダコって言うんだって。
確かにこりゃ似てるわ!!

相模川ふれあい科学館 (13)
相模川ふれあい科学館 (14)

ミノカサゴやイサキなど、海水魚の水槽。
相模湾って江ノ島とかを除くとほとんど砂浜で、釣りは堤防くらいなイメージ。
個人的には磯があったほうが面白いと思う人なので、あんま行かないなぁ。

相模川ふれあい科学館 (16)

下流の魚たち。
コイが泳いでたんだが、メチャメチャでかい!!
1mくらいあったんじゃないか?まるでこいのぼりのコイみたい!!

相模川ふれあい科学館 (17)

タモロコやムギツク、ワタカ、モツゴなど。
これら全部の見分けがついたあなたはすごい!

相模川ふれあい科学館 (18)

隣の水槽は更にちょっと上流に上がっていったところ。
オイカワなどがいた。って言われても分からないよね。
うん、おれも詳しいほうだけど、日本の淡水魚って地味だよなぁ(笑)

相模川ふれあい科学館 (19)

さらにニジマスの水槽。

相模川ふれあい科学館 (20)

ヤマメの水槽。

相模川ふれあい科学館 (21)

イワナの水槽と続く。
このへんは食べると美味しいから好き(笑)

相模川ふれあい科学館 (22)

中央には階段式魚道の水槽があった。
魚道とは、ダムとかで魚が上流に上がれなくなってしまった場合に、
魚が上がれるように通れる道のこと。
階段式になっており、流れは急なものの、
途中で休みながら泳いでいけるようになっている。

相模川ふれあい科学館 (23)

魚道の最下流部にはカマツカがいた。
地面の土の中の微生物とかを食べるやつ。

相模川ふれあい科学館 (24)

大好きなヨシノボリちゃん。
こいつは可愛いから、日本の淡水魚の中で一番好き!

相模川ふれあい科学館 (25)

最後に、屋外にあった水槽。
エサをあげれるようになっていたのだが、ここが一番面白かった!!!

相模川ふれあい科学館 (27)

というのも、魚が恐ろしいのよ。
エサをもらえることが分かってるから、手を水の上にかざした瞬間にこの勢い!
ウグイの水槽がえらいことになっていた。

相模川ふれあい科学館 (29)
相模川ふれあい科学館 (28)

中でも一番恐ろしかったのが、一番奥のコイの水槽。
エサを持ってなくて手を上にかざしただけなのにこの状態。
まさに阿鼻叫喚!地獄絵図!
もしコイがサメと同じ大きさだったら間違いなくジョーズよりも怖いと思う。

相模川ふれあい科学館 (30)

最後に、出ようとしたときに係のおじちゃんがこんなものを出してきた。
なんでも屋外の水槽を鳥が狙っているとのこと。
いくらなんでもこのデザインはどうなんだろう(笑)
ま、確かに鳥は逃げるかもしれないけど、お客さんも逃げ出しそうだ。

というわけで、相模川ふれあい科学館。
派手さはないが、落ち着いてじっくり見たい方や、
子供連れの人にはオススメの場所だった。

 店名相模川ふれあい科学館
 住所神奈川県相模原市中央区水郷田名1−5−1
 電話番号042-762-2110
 営業時間9:30~16:30(8月は17:00まで)
 料金大人:390円
小人:130円
65歳以上:190円
 定休日月曜日
 関連URL公式HP

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