明智平レストハウスにはケーブルカーの遺構が残っていた!(15/11/11)

廃墟

栃木県の山奥の観光地、日光。
その日光にケーブルカーの廃線跡があると聞き、行ってきた。

明智平ケーブルカー (5)

さっそくだが、こちらが日光ケーブルカーの跡地。
レストハウスの奥のガラスの向こうに跡地がそのまま残っていた。
しかし、こんな感じに休憩所から丸見えだと向こうに行くわけにもいかないなぁ。
トンネルまでは歩いてみたかったのに。

明智平ケーブルカー (6)

奥の方はこんな感じになっている。
昔は日光まで通る道路が無かったため、
ケーブルカーは奥日光へ行くための貴重な手段であった。

明智平ケーブルカー (7)

昭和7年に開業後、昭和29年にいろは坂が開通するまでの間、
奥日光へ行くための唯一の手段であった。しかし、先述のいろは坂の完成により客足は減少。
更に昭和40年に第二いろは坂まで完成してしまうと、完全にアクセスルートは車に奪われてしまう。
残念ながら昭和45年に廃止になってしまった。

明智平ケーブルカー (8)

ケーブルカーは2台を往復させて運行させていた。
基本的には単線で、中央部で交差するようになっていた。

明智平ケーブルカー (9)

ケーブルカーでこのレストハウスまで登ってきたあと、
ロープウェイで更に山の奥まで登れるようになっていた。

明智平ケーブルカー (11)

ケーブルカーの交差地点。
かなり眺めが良かったんだろうなぁ。

明智平ケーブルカー (10)

ケーブルカーの駅舎の跡。
両サイドから降りれるようになっていたようだ。

明智平ケーブルカー (12)

ちなみに奥にあったゲームコーナー。
よく見てみると・・・

明智平ケーブルカー (13)

ポコにゃんのジャンボフレンドがあった。

相模湖公園のゲームセンターにもあったやつ。
電源が入っていなかったのを見ると、非稼動なのか、
稼動しててもよっぽどお客さんが少ないのか。

明智平ケーブルカー (14)

ちなみにお土産コーナーにはいちごのカレーがあった。
以前萌え系のいちごカレーを食べたことがあったので、今回はパス。

明智平ケーブルカー (16)
明智平ケーブルカー (15)

お土産屋に売っていた焼き鳥とエビの湯葉巻き。
エビの湯葉巻きを食べたが、メチャメチャ美味しかった!

明智平ケーブルカー (1)

更にちなみにゴミ箱のところにいたサルたち。
日光ではサルの被害が多く出ている。
ゴミ箱に食べ残しとかを普通に放置しちゃうとそうなっちゃうよね。

明智平ケーブルカー (3)

こいつが持っていたのはお土産のケーキのカス。
こういうのもそのまま放置したらそりゃサルが寄ってきますわな。

というわけで、明智平レストハウス。
ケーブルカー跡をじっくり見たい人には物足りないかもしれないけど、
なかなかに面白い場所だったぞ。

ちなみに、サルにエサを与えないでね。

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