ネコ好きならばここへ行け!伊豆高原のネコの博物館に行ってきた!(15/2/7)

動物スポット

伊豆高原に猫の博物館という面白そうな名前のスポットがあると聞き、やってきた。
伊豆高原といえば、箱根に並ぶ博物館・美術館スポット。
周辺にはたくさんの博物館・美術館が並ぶ。
10月頃に訪問した怪しい少年少女博物館、まぼろし博覧会もその1つだ。

猫の博物館 (1)

大室山のふもとへと登ってゆき、猫の博物館へたどり着いた。
ちなみに猫の博物館は怪しい少年少女博物館まぼろし博覧会と姉妹博物館。
その情報だけでなんとなく中に入るのが怖い気がする(笑)

猫の博物館 (2)

入口に入ってさっそくお出迎えしてくれたのがネコの受付さん。
等身のおかしさや、首が完全に無い感じが怖い。
いや~、入口から期待を裏切りませんな(笑)

猫の博物館 (4)

しかし、中の展示物はしっかりとしていたぞ。
入口付近にあったライオンの剥製。
ここはネコというよりもネコ科動物の博物館ってなわけだ。
現在ワシントン条約のため、一部の動物はたとえ標本であっても許可なく輸出入することができないが、
これらの剥製は条約の締結前に集められたものなのだろう。

猫の博物館 (3)

シベリアトラの剥製
世界最大のトラで、2.5m、300kgにもなる。
こんなんに森で出会ったら絶対に助かる気がしない。

猫の博物館 (6)

世界のトラたち。
シベリアトラ、チョウセントラ、カスピトラ、ベンガルトラ、アモイトラ、マレートラ、スマトラトラ、ジャワトラ。
種類の違いが全然分からなかったが、いずれにしても超大型。

1頭のトラが生息するために東京都の半分の面積が必要なんだとか。
そりゃ、こんなに大きけりゃそれだけ食うもんな。
現在はほとんどが絶滅の危機に瀕しているんだって。

猫の博物館 (7)

ウンピョウ

面白い模様をしている。
ジャングルの中ではこれが保護色になるんだろうな。
毛皮や牙のために乱獲されて、これまた絶滅の危機に瀕している。

猫の博物館 (8)

アジアゴールデンキャットとベンガルヤマネコ

ネコ科としては比較的小型だが、小さいからといって侮るなかれ。
立派な狩りの名人だ。野生下では小鳥や小動物などを襲って食べる。

猫の博物館 (9)

オセロット、チリヤマネコ、タイガーキャット、ジャガーなど。
マーブルもようなやつら。小さい奴らなんかふつうのネコと変わらない。
右下のタイガーキャットなんか、普通にそのへんのネコカフェとかにいそう。

猫の博物館 (10)

ステップヤマネコ、マヌルネコ、ヨーロッパオオヤマネコ、ハイイロネコなど。
砂漠地帯や針葉樹林地帯に住むネコたち。
それにしても、ネコって世界各地の至るところにいるんだなぁ。

猫の博物館 (11)
猫の博物館 (13)

ネコの骨格標本。
そういえば、ネコの骨って見たことないよね。町中にはあんなにネコがいるのに。
野生動物は病気などで弱ると外敵に襲われないように姿を隠すらしく、そこでそのまま息絶えてしまうらしい。
にしても、車にひかれたりとか、そういうの以外は死骸もあんまし見たことない気がする。

猫の博物館 (12)

キングチーター

最高時速110kmで走ることができ、陸上の動物ではナンバーワンのスピードを誇る。
一般道だったら間違いなく捕まってしまう速度だ。
しかし、400mくらいしか全力で走ることはできず、狩りも必ず成功するとは限らない。

猫の博物館 (14)

ケナガオオヤマネコ、ピューマ、カナダオオヤマネコなど。
ヤマネコ系のネコが並ぶ。
カナダオオヤマネコは雪の中でも沈まないような大きい足になっている。

猫の博物館 (16)


ケーブライオン、ディニクティス、スミロドン。古代の絶滅種のネコたち。
スミロドンはサーベルタイガーの名で有名。
こんな牙で噛み砕かれたらと思うと恐ろしい・・・

猫の博物館 (17)

リビアネコ、サーバル、カラカル
サーバルとカラカルはしろとり動物園にもいたっけ。
狩りが上手で、3mも飛び上がって鳥を捕まえたりする。

猫の博物館 (18)

ライオンの子供の剥製。
こんな小さいこどもが剥製になるなんて・・・
せめて病死とかであってほしい。剥製のために殺したとかないよな・・・

猫の博物館 (19)

ライオン

ここではライオンとだけ表記されていたが、実はライオンにも種類が存在し、
アフリカライオン、インドライオン、バーバリーライオンなどがいる。
ネコ科の中では唯一群れで狩りをする種類。

さて、1階では博物館の名の通り、
なかなかディープなネコ科動物の世界を堪能することができたが、
2階ではネコたちと実際に触れ合うことができる。

猫の博物館 (20)

しかし、もちろん剥製になってたような大型の肉食獣はいない。
あんなんと触れ合ったら生きて帰れないだろうな(笑)

猫の博物館 (21)

しかし、ここにいたネコの90%は寝ていた。
こういう場所のネコって大抵寝てる気がする(笑)

猫の博物館 (22)

奥にあったネコとのふれあいコーナー。
この部屋のネコたちは自由に触れ合うことができるが、
勝手に触ってくれ状態でリアクションが全然ない(笑)

猫の博物館 (23)

オシキャットのジョムちゃん。
起きてるんだけど、めんどくさそう(笑)
もうちょっとリアクションがほしかった・・・

猫の博物館 (24)

この部屋の中で自由に触れ合っていいんだけど、
ネコたちみんな寝てますがな。むしろ、おれらがネコの見世物みたいじゃないか。

猫の博物館 (25)

外には繋がれたネコたちがいた。
こいつはエキゾチックショートヘアだっけ?

猫の博物館 (26)

ガラスケースの中やケージの中にいた奴らはまだリアクションが良かった。
目の前でカメラのストラップをぶら下げると飛びつこうと寄ってきたぞ。

猫の博物館 (27)
猫の博物館 (28)

このコーナーは人気で、たくさんのお客さんがいた。
しかし、やっぱりお客さんの数に対してネコの数が足りていない状態。
まぁ、ネコだし、寒いし、眠いのも仕方ないよね。

猫の博物館 (29)

最後に世界のネコグッズが紹介されていた。
かなり膨大な量のネコグッズが展示してあった。
キューピーみたいなネコの人形がすっげぇ不気味!

猫の博物館 (30)
猫の博物館 (31)

ドラえもんやキティちゃんなどもよく考えたらネコだよな。
よくもまぁ、こんなに集めたもんだよ。

猫の博物館 (32)

等身大のネコ。
入口の受付のところにもいたけど、やっぱり不気味だ。
金田一とかコナンだと、この中に犯人がいるんだよ。
そんで、こいつが動いて人を殺すんだよな。

猫の博物館 (34)

本当に数多くのネコグッズが紹介されていた。

というわけで、ネコの博物館。
ネコ科動物の標本がこれでもかというくらい展示されており、
また、説明もそれなりに充実している。
2階ではネコとのふれあいとネコグッズを楽しむことができる。
猫好きなら行って損はない場所だぞ!

 店名猫の博物館
 住所静岡県伊東市大室高原7-600
 電話番号0557-51-5133
 料金大人1300円 中高生1000円 小学生700円
 営業時間9:00~17:00 最終入館16:30
 定休日年中無休
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