高知県に可動橋があると噂を聞き、はるばるやってきた。
可動橋というのはその名の通り、動く橋である。
その動き方には複数の方法が存在し、
回転するタイプであったり、開くタイプであったりと様々だ。
高知県にある手結可動橋は開くタイプの橋である。
さて…そんな橋を見に行ってみたところ…

開いてるー!!!
フルオープンじゃねぇか!!
開くところを見たかったのに、もう完了してるじゃねぇか!!

ここはおよそ1時間ごとに開いたり閉じたりする。
1日のうちに渡ることができるのはおよそ7時間のみ。
しかし、すぐそばに迂回ルートがあるので、向こう側に行くのには困らない。
…橋がある意味あるのか?(笑)

この信号は船舶に向けた信号。
橋が開いている間は通れますよってことだ。


ほぼ垂直になった道路。
こんなん普段絶対目にすることのない光景。
う~ん…すげぇなぁ!!

ちなみに橋の下はこんな感じになっていた。
思ったよりも広いスペース。
もし橋が開くタイミングで橋の上にいたら、ここに真っ逆さまになる。
恐ろしい…


ちなみに、橋を遮るものは踏切のみ。
まぁ、制御室から橋の全体が見渡せるようになっているから、安全なんだろうけど、
落ちたらと思うと怖いよなぁ。

こちらが橋の制御室。
ここで橋の開閉を操作する。
夏場は暑そうだぞ。
さて、橋周辺の観察を終えたところで、ヒマになってしまった。
橋が開くまで40分くらい待つんだけど、これが本当にヒマなんだわ。
車も全然通らないし、船も全然通らないし。
これ、本当に橋が開く意味があるのだろうかと疑問に思ってしまった(笑)


ぼーっと海を眺めていると、ふぐが泳いでいた。
高知の海は魚種も豊富なんだろうなぁ。
うーむ、釣具を持ってくればよかった。

・・・としばらく待っていると、
さっきまで青だった信号が赤色に変わった。
これは橋が開くということか!!!

ゆーっくりと橋が下がってゆく。
もっと大きな音がするのかと思いきや、ほぼ無音!
というわけで、あっという間にドッキング完了!

橋が降りると共に走り出す車。
車通りの少ない道だけど、橋が降りるのをちゃんと待ってたんだねぇ。


せっかくなので歩いてみた。
橋はコンクリートではなく金属で出来ていた。
そりゃそうだ。稼働するのに重かったら大変だもんね。
当たり前だけど、しっかりとした造りだったぞ。
というわけで、手結可動橋。
なんでわざわざ開く必要があるんだ?って場所にあるし、
多分、開いても車は迂回できるし、開かなくても船はくぐれる(笑)
けど、それがこの橋のいいところなんだと思う。
店名 | 手結可動橋 |
住所 | 高知県香南市夜須町手結 |
電話番号 | 香南市商工水産課 0887-57-7520 |
営業時間 | 6:30~ 8:00 9:00~10:00 11:00~12:00 13:00~14:30 15:00~16:00 17:00~18:00 |
定休日 | - |
関連URL | なし |
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