拷問や処刑の展示がスゴイ!明治大学博物館に行ってきた!(14/4/29)

博物館
明治大学博物館 (48)

みなさんは明治大学に博物館があるのはご存知だろうか?
その博物館がなかなかすごいということで、行ってみることにした。

明治大学博物館 (3)

博物館は刑事部門、考古部門、商品部門の3つに分かれている。
こちらは考古部門。主に縄文~古墳時代の展示がある。

明治大学博物館 (4)
明治大学博物館 (7)

矢尻などの跡。
これだけ並んでいるとちゃんと作られたものだと分かるが、
1つ1つだけを見ても単なる石だと思ってしまう気がする。

明治大学博物館 (6)

当時の日本人が食べていたもの。
この時代からマグロやカツオを食べていたのにビックリ!!
どうやって捕まえてたんだろう?

明治大学博物館 (8)

土偶などの土器。
こういうのを見るとちゃんとした文明があったことが分かる。

明治大学博物館 (9)

貝塚の跡を壁にもってきたもの。
こんなにたくさんの貝殻が捨ててあるのはすごい!!
確かに1人が1日1枚食べたとしても10人の村で年間3650枚も貝殻が捨てられることになる。

明治大学博物館 (10)

銅鐸

この状態だと緑青が出てしまっているが、
当時は磨かれた10円玉みたいにピカピカだったらしい。

明治大学博物館 (11)

弥生時代当時の生活の様子
自然が豊富だったんだろう。

明治大学博物館 (12)

時が経ち、文明が発展すると青銅器などの武器が作られるようになった。
この剣の切れ味がどれほどだったかは定かではないが。

明治大学博物館 (13)

鎧や盾のようなものもある。
人間の歴史は戦争の歴史でもある。

明治大学博物館 (14)

はにわもたくさん展示してあった。
これも儀式などに使われていたのだろう。

明治大学博物館 (45)

さて、お次は商品部門。
名器と呼ばれるものがズラリと並ぶ。

明治大学博物館 (46)

でっかいしゃもじもあった。
宮島とかに置いてあるやつかな??

明治大学博物館 (47)

包丁ができるまで。
日本の伝統的な技術。

さて、考古部門、商品部門と続いてお次は刑事部門。
この博物館では一番の見所がこちら。
普通の博物館では見ることができないような拷問の展示が行なわれている。

明治大学博物館 (15)
明治大学博物館 (24)

鉄の処女。
知っている方も多いと思うが、扉が閉まって扉の中にある針が刺さる仕掛け。
なんとも恐ろしいものを考えつくもんだ。

明治大学博物館 (18)
明治大学博物館 (17)

首を固定する拷問具。
大したことなさそうに思えるかもしれないけど、
これって相当辛いと思うぞ・・・!

そう考えると犬の首輪って結構残酷な事してるんだなぁ・・・

明治大学博物館 (20)


絞首刑台。
今はこんな公開するような台ではないだろうけど、
現代でも死刑の際は行われている方法。

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ギロチン
残酷なように見えるけど、
一気に死ねるっていう分楽な方法か。
しかし、受ける直前の恐怖はたまったもんじゃないだろうな・・・

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明治大学博物館 (26)

刺のついた鉄の棒。
これは主に罪人を捕らえるために使われていたらしい。
服や皮膚に絡みつき、相手を逃がさない。

明治大学博物館 (30)

いろいろな拷問器具が紹介されていた。
これは江戸時代の図書かな?
よくもまぁこんなに考えつくもんだ。

明治大学博物館 (31)

江戸時代の拷問の図。
縄で縛られたり、石を膝の上に置かれたり。
こんなんされたら1日だって耐えれそうにないわ。

明治大学博物館 (32)

これ、模型だからまだいいけど、
この大きさの石なんか半端なく重いぞ。
死刑よりも辛い刑かもしれない・・・

明治大学博物館 (33)

さらにその石を上から押さえつけたりする。
なんともひどい刑。刑を執行する側の心的ストレスもすごそう

明治大学博物館 (34)

絞首刑の場。
足元に踏み台があって、それをどかして首を絞める。
日本のみならず色んな地域で行われていたらしい。

明治大学博物館 (35)

イエスキリストの踏み絵。
江戸時代キリシタン信仰が弾圧され、処刑の対象とされた。
殺されても踏まない信念ってすごいなぁ。

明治大学博物館 (37)

手錠の模型
当時の手錠は現在の手錠と違い、両手が完全に繋がってしまって動かすことができない。
これは脱獄するのも難しいぞ。

明治大学博物館 (38)

罪を犯した者は刺青を入れられてしまう。
これは犯罪者に押される烙印。再犯者はより重い刑に処されることになる。

明治大学博物館 (39)

犯した犯罪によって刺青の形が異なる。
夏場なのに長袖を着てたりすると、犯罪者として疑われたりもしたのだろう。
今よりも生きづらい世の中だったのかもしれない。
いや、そもそも犯罪なんか犯さなきゃいいんだけどさ。

明治大学博物館 (40)

鋸引仕置の刑
地中に埋められ、人目にさらされる。
当時の刑は刑そのものも辛いが、人目に晒すというところがまた辛い。

明治大学博物館 (41)

実際はこのような箱に入れて箱ごと埋めていたらしい。
確かに、ただ埋めるだけだと頑張れば抜けられるもんな。
米俵を重しにして、地面から出られないようにしていたようだ。

明治大学博物館 (42)

さらし首の晒し台。
生首をただ置くだけでなく、写真のような金属の棒に刺して、
首が動かないように固定をしていたらしい。
ここでは見せられないが、奥には生々しい実際の写真も展示してあった。

明治大学博物館 (43)

 

明治大学博物館 (44)

磔の刑と火炙りの刑。
よくもまぁこんな残酷な方法を思いつくもんだ。
どっちも刑を執行した後の遺体の始末が大変そう。
絶対にやりたくないなぁ。

というわけで、明治大学博物館。
こんなステキな施設が大学の中にあっていいものだろうか?
無料だし、駅から近いので、是非行ってみては?

 店名明治大学博物館
 住所東京都千代田区神田駿河台1−1
 電話番号03-3296-4448
 料金無料
 営業時間10:00~17:00
 定休日無休(ただし、夏期と冬期に休館期間あり)
 関連URL公式HP

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