東京都で最も有名なスポット!目黒寄生虫館はカップルだらけだ!(14/3/8)

博物館

 
東京都でも一二を争う有名なB級スポット、目黒寄生虫館へ行ってきた。

目黒寄生虫館はその名の通り寄生虫に関する博物館。
研究機関が母体となっており、1・2階が博物館。
3階以上が研究機関になっている。

駅から10分くらい歩くことになるが、大きな幹線道路沿いにある。
早速入館することに!!

入ってみてビックリ!!
カップルだらけ!!カップル以外にも女子率高し!

いやいや、寄生虫ですよ?
パラサイトに関する博物館ですよ?

女子たちがキャッキャしながら見てる中、
おれは一人で寄生虫・・・

なんかいろいろとキツいものがあるぞ・・・

ひとくちに寄生虫といってもその種類は様々。
寄生する生物や、部位によって形態が大きく異なる。

寄生虫のホルマリン漬けなどがたくさん展示してある。
寄生とはちょっと違うかもしれないが、共生生活についても展示されていた。
イソギンチャクを背負ったヤドカリ。

ヤドカリはイソギンチャクによって魚などの敵から身を守ってもらい、
逆にイソギンチャクはヤドカリの食べ残しをもらうことができる。
お互いに支えあって生きているんだねぇ。

ウンモンフクロムシに寄生されたカニ
寄生虫の根っこが全身に張り巡らされ、栄養を奪われる。
更に、生殖機能も奪われ、去勢をされるが死ぬことはない。

生殖機能を奪われるなんて恐ろしすぎる・・・

いくつもの節に分かれた寄生虫の身体。
その1つ1つの節に無数の卵が存在し、一日に100万個の卵を産む。
これが全部孵化したらと思うと・・・

巻貝に寄生したロイコクロリジウムの幼虫。
目玉のような模様の貝の身を伸ばし、わざと鳥に食べられることで生息域を広げる。

ネコ条虫
その名の通り、猫に寄生する寄生虫たち。
町中で見かける野良猫たちにも普通に潜んでいるかもしれない。

人体に寄生する寄生虫は200種類以上おり、
そのうちの100種類が日本で確認されている。

日本海列島条虫と無鉤条虫

こーーーーーーんなに長いのに頭部はメチャメチャ小さい。
頭は悪そうだ(笑)

回虫。腸に寄生するらしい

こんなのが身体の中にいるだなんてゾッとする。
トイレでンコをしたあとに便器にこれがいたら気絶してしまうかも・・・

他にも様々な生物に寄生する寄生虫たちが陳列されている。
しかし、よくもまぁこんなに集めたもんだ。
寄生されているかどうかなんて捕まえて解剖してみなきゃ分からんよね。
ここまで集めるのがすごい!

さまざまな魚類に寄生する寄生虫。
魚には特に寄生虫が多い。
生で食べることの多い日本人としては注意が必要だ。

サヨリヤドリムシの寄生
エラのところに寄生する。
呼吸器官に寄生されたら辛いだろうなぁ。

ウミエラビル

アオウミガメの目の周りに寄生する。
そんなことよりもアオウミガメの生首のホルマリン漬けがとてもグロい。

大型の模型

そういえば、ダニとかノミとか蚊も寄生虫だな。
このサイズが日常にいたら怖くてたまらない。

吸虫の拡大模型
こうして見ると、とても小さなはずの寄生虫だが、
体内の構造は複雑だということが分かる。

列頭条虫と有鉤条虫の拡大模型
鯨のお腹の中でも流石にここまでのサイズのものはいないだろう。

寄生虫の卵の拡大模型
1つの卵から1匹の寄生虫が産まれるものから、
何万という寄生虫が産まれるものまで様々。

その2へ続く

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