恋人岬は決して一人で行ってはいけない!無言の圧が独り身の行く手を阻む!(13/12/28)

その他のスポット

恋人岬

突然だが、西伊豆にはそんな名前のスポットがある。
まぁ、要するに、あまーい恋人たちが
キャッキャ言いながら海を眺める。そんなスポットである。

そんな場所に恐れ多くもまさとと2人でやってきた。
それも極寒の風が吹く年末に(笑)

というわけで、その様子をレポートしたいと思う。

恋人岬には二人で鳴らすと幸せになるというありがちな鐘があり、
そこまでは結構しっかりしたハイキングコース。
駐車場から20~30分は歩くことになる。

そして、思った以上に人が多く、駐車場も車でいっぱい。
歩いていてもいろんな人とすれ違う。
せめてもの救いは、カップルばっかりだけでなく、
家族連れやら友達っぽい人もいっぱいいたことだろう。

これでカップルしかいなかったら辛すぎる(笑)

恋人の鐘は左手にあるあたり。
かなりガッツリ岬の先まで行くことになる。

鐘の方を見ると、早速幸せそうなカップルが鐘を鳴らしている。
う…あそこまで行くのか…

歩くたびに数分おきに鐘の音が聞こえる。

行ってみたいけど、足が重い

何かカップル以外に対して見えないバリアーが張ってあるかのようだ。

恋人の鐘までの道はしっかりとしたウッドデッキになっていた。

かなりお金をかけて作ったということが分かる。
その甲斐あってか、ここには数多くの観光客が訪れる。
年間何組のカップルが訪れているのだろう

ひたすら歩いてようやく鐘のスポットに到着。

休憩スポットもついていたが、
確かに夏場はここに来るまででもしんどそうだ。

ウッドデッキには恋人たちの思い出が刻まれていた。
こういうのって数年後に本人らが見てどう思うんだろうね?

なんだか怨念を感じてしまうのはおれだけ?

かなり多くの名前が刻まれていた。
この中の何人が一体今も続いてるんだろうと思ってしまう。

恋人の像

向こう側には富士山が見える。
確かに眺めのいい景色だ。
しかし、ここ、海からの風で冬は寒いし、日差しは照りつけるから夏は暑いし、
これ、恋人達ケンカしちゃわないか?

駿河湾の向こうに富士山を臨む。
今回の訪問は昼だったが、夕方には左側に夕日が沈み、かなりいい景色らしい。
確かに水平線に沈む夕日は綺麗だろう。

しかし、下を見ると相変わらずの強風で波が高い。
12月にこの強風で、なおかつ風を遮るものが何もない。
寒い・・・とても寒い・・・

さらにこんなところに男2人で・・・

いや、考えるのはよそう。

というわけで、恋人の鐘を鳴らしてみた。

ガラァ~~~ン

ガラァ~~ン

ガラァ~ン

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

神様が「もういい、休め」って言ってくれているように聞こえた(笑)
うん、なんだか心に鋭利な刃物が突き刺さったような感覚を味わえます。

カップルが鳴らし終わるのを待ってまで一人で鳴らすもんじゃねぇな。

さて、恋人岬にはもう1つ鐘がある。
そちらのほうも見てみることにしよう。

先ほどの鐘から歩いて1分ほど。
帰るまでの道の途中にある。

グアムにも恋人岬という場所があり、姉妹提携が結ばれたらしい。
土肥には金の鐘、グアムには銀の鐘がある。
これ・・・わざわざ必要かな?

鐘は3回鳴らすらしい。

1回目で自分の身を清め
2回目で相手の心を呼び
3回目で2人の愛を海に誓う

「一人で来たおれはどうすればいいんだ!!!」

と心の中で突っ込んだが、
「そもそも恋人岬に一人で来るんじゃねぇ!」
という無言の圧が鐘の方から聞こえてきたので、
おとなしく覚悟を決めることに。

今度はまさとが鐘を鳴らすことに

ガラァ~~~ン

ガラァ~~ン

ガラァ~ン

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うん、なんかネタのためとは言え、連れてきちゃってごめんな」
そう言いたかったが、声が出なかった(笑)

ちなみに、恋人の鐘の隣には富士見遊歩道記念塔というものがあり、
覗き込むと穴の中から富士山が見えるようになっている。

うん、こんなものを男一人で覗いちゃダメだ。

さて、ここまでは恋人の鐘についてを紹介したが、
今度は駐車場のそばにあったお土産屋さんを紹介しよう。

まずはお土産屋さんの外にあった、愛情キーホルダー。
これにお互いの名前とメッセージを書いて飾ると・・・

どうなるんだ?
結婚できるのか?

こんなところに2人で来てる時点で既にラブラブなのは確定だもんな。

これが大量に飾られてあった。
野ざらし雨ざらしになって文字が読めないものまで。
リア充のオーラが半端じゃない!

遠くは韓国からも来ている。
うんうん、読めないけど、幸せになってもらいたいもんだ。

しかし、せっかく日本に来てまで来る場所か?(笑)

気になったのがこちら。
彼氏の名前「隼人」はいいとして、彼女の名前「まりあ、和代」ってなんだ!?

源氏名か!?別名か!?
それとも「和代」は「かずしろ」と読む苗字なのか!?

思わず立ち止まっていろいろと考えてしまった。

この愛情キーホルダーは店内で売られている。
1枚300円らしいが・・・
たとえ彼女と来ていたとしてもおれはいいかな(笑)

「恋人岬」と大きく書かれたお土産。

お土産を渡す対象って職場、学校、家族とかだと思うけど、
そのいずれに対しても渡しづらいお土産だ。

受け取った方も聞いていいのかいけないのか、戸惑いそう。
男だけの旅行でこんなお土産を買う勇気はなかったっす(笑)

お土産屋さんには恋人グッズがたくさん。
ペアのアクセサリーや、2人の写真を飾る写真立てなど。
完全に恋人という購買層にターゲットを絞っている。

愛の定期券、まじない切符、恋のカラー切符、プリクラ専用切符。
なんかここまで来ると無理やりのような気もするが、買う人はいるんだろうなぁ。
ちなみに右に置いてあるスタンプで日付を押せるようになっている。

ペアの食器

こういうのって普段の生活とかで使いやすいのかなぁ?

恋人岬フォトスタンド

ちなみにこの駅の看板は外に大きいのがある。
土肥温泉から恋人岬を通ってその先。
宇久須あたりに結婚があるようだ。

恋人岬から結婚ゆき
永遠に有効、途中下車はできません

うん、なんかプレッシャーが強い。
何も聞かされずに恋人にここに連れてこられたら怖い気がする(笑)

恋人の写真立て

もう結婚式やんか。
ここで撮った写真を飾るのかな?

熱愛宣言の記念写真撮影スポット。
ここに一人で座って写真を撮る勇気はなかった(笑)

プリクラコーナー

なんかわざわざプリクラを撮らなくても外でいい写真がいっぱい撮れる気がするが、
デコったりを2人でわいわいしながら撮るんだろうな。

最後に、端でひっそりと恋愛成就グッズが売られていた。
先程も、「もうこんなところに来ている時点でラブラブな恋人だろ」と突っ込んだが、
恋人じゃない人とここに来て、恋愛成就グッズを買うなんて悲しすぎる(笑)

というわけで、恋人岬
早くくっつけという田舎のおばあちゃんのような無言の圧が感じられる。
そんな場所でした。

間違っても恋人になりたい人と来る場所じゃないな。
ましてや男二人で来るなんて絶対にダメだ。

なんとも言えない気持ちになってしまいました。

店名恋人岬
住所静岡県伊豆市小下田242?1
電話番号0558-99-0270
営業時間9:00~17:00
定休日年中無休
関連URL公式HP

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