海洋生物の剥製がたくさん!東京海洋大学水産資料室は見所満点すぎる!!(13/9/13) ④

博物館

その3の続き

サンゴやらヒトデやら

見分けがつかないけど、こいつらも膨大な種類いるんだろうなぁ。

真珠のコーナー
真珠はアコヤ貝という貝の老廃物。

アコヤ貝は体内に異物が入るとそれを真珠層で包み、体内を守る。
人工真珠はアコヤ貝にわざと異物を混入させることで、真珠を作るのだ。

真珠がたくさん
宝石とかって見たことないんだけど、
これだけの真珠だといくらぐらいするんだろう?

真珠層の貝の加工品
光沢がすごいなぁ!

更に細かい細工
東京税関情報ひろばのときの象牙細工もそうだったけど、
こういうのの職人って本当にすごいよなぁ。

シロチョウガイの細工スプーン
きれいだけど、すぐに折れちゃいそう。
使いこなせる自信がないな…

真珠の養殖の模型
こんな感じでぶら下がって育てられている。
カキなんかもこんな感じで養殖されていた気がする。

このあたりは貝のコーナー
膨大な数の貝が保存してあった。

こちらはマドガイという貝の貝殻を加工して作られたランプ
磨くことによってこんなに透き通るんだね。すげー!!

こちらがマドガイ
窓貝と書く。確かに透き通って窓ガラスのようだ。

たくさんの貝殻
流石に中身の標本は無かった。

貝に関してもちゃんと研究者がいるんだろうな。
これをパッと見て名前が分かるのはすごい!!

これも貝殻を使った加工品
帆船の帆の部分が貝殻で出来ている。

「オウムガイ」じゃなくて「オオムガイ」なんだ。
生きた化石と呼ばれている。実は貝じゃなくてイカやタコの仲間。

このあたりの貝は比較的大きい。
中身もすごい大きいんだろうな。

最も大きかったのがこの貝
オオシャコガイといい、世界最大の2枚貝だ。

最後に、別の建物に展示してあるクジラの標本を見に行くことにした。

このプレハブのような建物では2頭のクジラの骨格が展示してあった。
こちらはコククジラ。

とても大きな口をしている。
これで小魚やプランクトンをすくい上げるのだ。

コククジラの模型
毎回思うんだけど、頭とかについてるフジツボってどこから来たんだろう?

しっぽの骨
この1つ1つがとても大きい。

そして胴体
手の骨がすごい!

とても巨大な手をしている。
もしこいつらがヒレじゃなく、指と水かきを持ってたらと思うとちょっと怖い。

奥がコククジラで、手前がセミクジラ
ハッキリ言ってしまうと素人には区別がつかない。

やっぱり背骨のあたりがすごい迫力。
まるで恐竜の骨みたいだ。

骨の表面
ザラザラしていて岩みたいだった。

クジラの祖先の想像図
こんなんが海の中にいたらと思うと怖い

ツチクジラの頭部
そういえば、くじら家の鯨って何て種類のクジラなんだろう?

クジラのヒゲ
1本だけなのにすごい長さだ。

これで餌を掬って、ザルのように餌だけを残して食べる。
こんな間近で見れたら大迫力だろう。

というわけで、東京海洋大学 水産資料館。
大学の中の一資料館なので、大したことないだろうと思っていたら、
その資料の膨大さと歴史を一度に味わえる素晴らしい施設だった。

昭和レトロな雰囲気と、海洋生物に関する情報、どちらも楽しめる。
B級スポット好き&動物好きにはたまらない場所だった。

なんだかんだで今までで一番の長編レポートになってしまった。
読んでくれてありがとう

※現在はリニューアルされています。

 店名東京海洋大学 水産資料館
 住所東京都港区港南4丁目5-7
 電話番号03-5463-0430
 料金無料
 営業時間月ー金曜日 10:00-16:00 入館は15:30まで
土曜日 10:00-15:00(鯨ギャラリーのみ)
 定休日日・祝・年末年始
 関連URL公式HP

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