海洋生物の剥製がたくさん!東京海洋大学水産資料室は見所満点すぎる!!(13/9/13) ①

博物館

平日スポットツアー
続いては、東京海洋大学の水産資料館というところにやってきた。
なかなかレトロな資料館だということで、楽しみ!

ここでは東京海洋大学の所有している水産資料が数多く展示してある。
しかし、建物は大学の構内にあるため、キャンパスの中を歩かねばならない。
おれ、まだ大学生でイケる?笑

入館すると、さっそくドワーフミンククジラの骨格標本がお出迎え。
う~ん…某捕鯨反対団体が見たら怒りそうだ。

巨大な帆船模型

蒸気船などがなかった頃はこの船で海洋調査とかに出たのだろうか。

セイウチの頭部骨格標本
その牙はオスだと長いもので70cmくらいになるらしい。
こんなんで刺されたら死にます…

こちらにも船の模型が。
先ほどの船と比べると新しいタイプの船。

受付にあった魚の骨格標本
一番左のは保存液が少ないけど、大丈夫なのか?

超巨大なタカアシガニ
こいつは外房総沖で捕れたらしい。
こんなに大きかったら食べごたえがあるだろうなぁ。

ビワコオオナマズ

これは1977年のものらしい。35年前かぁ…

オオカミウオ

なんだかものすごくシワシワなんだけど、
そもそも生きている時からこんな感じらしい。

…とここまでが1階のエントランスの展示物。
ここだけでもかなり満足なのだが、この資料館の本領は2階にある。
というわけで、早速2階へ行くことに。

東京水産大学の歴代研究練習船。
東京水産大学は東京海洋大学の前身の大学。
2003年に東京商船大学と東京水産大学とが合併して東京海洋大学となった。

2階へ上がって早速出迎えてくれたのは、
クジラの25分の1の縮小模型。
中央左のほうに申し訳程度に人間の模型が飾られている。

これはダイオウイカか?
さすがに鯨に食らいつくことはないだろうけど、にしてもこの大きさはすげぇぇ!!!

イルカやシャチたち。
クジラと比べると小さく思えてしまうが、
これでもかなりの大きさだぞ。

日本最古の近代的図鑑と思われる巻物が普通に展示してあった。
どうせなら開いた状態で中身も見たかったけど、難しいんだろうな。
せめて写真とかを展示してくれたらよかったのに。

明治26年に行われた日本初の洋式捕鯨で採取されたマッコウクジラの歯
100年以上前のものが普通に置いてあるのがすごい。

海藻おし菜標本

紫と緑のコントラストが綺麗。
地方のお土産屋さんとかでハガキになってるのを見たことがある。

南極に行った船の持ち帰った石などの資料。
60年代に各国がこぞって宇宙に行こうとするより前、各国は南極に行こうと競っていた。

帝国海軍で使用されていた羅針儀
ガ…ガラスが曇っててよく見えない…

カジメという海藻
下田の外浦海岸でもたくさん打ち上げられていた。

珪藻土の模型
プランクトンの死骸などで、実際は肉眼で見えないほどに小さい。

カニクイアザラシの剥製

名前にカニクイと入っているが、実際にカニは食べず、
オキアミなどを食べているらしい。

アシカの剥製

左が子供で右が大人。
アシカとアザラシの違いは自分の足で立てるかどうか。

奥まったスペースにもたくさん標本が展示してあった。
この古-い感じのガラス棚といい、ときめいてしまう。

ガラパゴスコバネウ

ガラパゴス諸島は独自の進化を遂げた動物が多いらしく、
生物学的に貴重な島なんだそうな。

リクイグアナ

ペットとしても人気が高いそうだ。

ウミイグアナ

以前テレビで見たことがあるのだが、泳ぎはかなり得意。
しかし、海に潜ってコイツに出会ったらビックリするだろうなぁ。

モンガラ

こいつは普通に釣れる魚
魚の標本って作るの大変そう。

ツチホゼリ

初めて目にする魚
一体いつ頃作られた剝製なのだろうか…

こんな感じで棚には魚やイグアナの剥製が並ぶ
生き物大好き&昭和レトロ大好きなおれはハァハァしてしまった。

ホルマリン漬けの標本
これもいつからこの状態なのだろう…

ネコザメ

棚の上に普通に置いちゃっていいのか…?
ホコリとか被っちゃわないか?

棚の奥側には展示しきれない資料であろうモノが所狭しと並んでいた。
向こう側に行くことはできないが…見せて欲しかった…

貝殻の標本

小さい頃集めたりしたなぁ~

写真資料もいくつか展示してあった。

「マングローブの上でいこうペリカン」

「憩う」を漢字で書かないと分かりづらいし、改行もちゃんとしろって思ってしまう(笑)

そして「いつの写真だ!?」と思ってしまう。
写真がカラーじゃないことを考えると50年くらい前なのか。

その2へ続く

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