南房総のお食事処くじら家のくじら料理はマジで美味い！(12.11.23)

房総ツアー続いての場所。

房総は白浜といえば鯨料理が有名である。

鯨なんて、かつては奇食でもなんでもなかったけど、
いまではかなり珍しい食材になってしまった。
なんとも悲しいものである。

お店の名前はくじら家
まさにそのまんまな名前。
この名前のお店で鯨料理が出てこなかったら怒るかも(笑)

お店の中には所狭しとクジラ料理が並ぶ。
こんなにたくさんあるんだと思わず感心するほど。
しかし、よく考えたら、あんなに大きい身体なんだから、
そりゃ食べる部分も多いですよな。

舌や皮などといった珍しい部位が並ぶ。
普通にくじら肉ならちょっと品揃えのいいスーパーに行けば売ってるけど、
さすがにこのあたりはこういうところでなければ目にすることはない。

中でも気になったのが鯨の珍宝
まぁ、珍宝って書いてあるけど、要するに睾丸のことだ。
睾丸なのになぜ珍宝？(笑)

壁にはツチクジラの解体の様子の写真が飾ってあった。
こりゃー大迫力だ！一般の人も見ることができるらしい。

珍宝の実物も飾ってあったぞ。
さすがにでっけぇー！！
おれが女だったら「こんなの無理ー！」って言うことだろう(笑)

さて、いよいよレストランへやってきた。
こちらではクジラ料理を食べることができる。

あっちを見ても、こっちを見てもクジラだらけ。

今回は友人も合わせて４人ということだったので、
ちょっと贅沢にたくさん注文してしまった。

机の上はかなり豪華！！
みんな結構空腹だったので、ご満悦の様子。

それでは、ここで料理を１つ１つ説明していきたいと思う。

まずは、鯨の舌(600円)

脂が乗っていて、舌の上でとろける。
そしてクセが無く、コクがあって美味い！！

続いて、クジラの珍宝（睾丸）（600円）

「睾丸なのに、なぜ珍宝なんだろう？」と思ったが、
その疑問は置いておこう。

店員さんに「珍宝下さい」って言ったら、
「睾丸１つですね」と言い直されてしまった。
その口から「珍宝」って聞きたかったのに(←変態)

味はというと、ベーコンみたいな感じだろうか。
ちょっと固めで、コリコリとした歯ごたえ。
ほどよく炙られていて、これまた美味い！！

そしてクジラカツ（700円）

サクサクとした衣に肉厚の鯨のお肉。
こりゃ美味いに決まってるよね！！

続いて、給食でもお馴染みの鯨の竜田揚げ（700円）

当然、これも美味い！！

クジラって加熱すると固くなるらしいんだけど、
ほどよい薄さに切られているのか、
それともちょうどいい火加減で止めているのか、
いずれにしても口の中でスっとほぐれていく素晴らしいやわらかさだった。

続いて、鯨のお寿司。

今回初の生クジラ。

お味はというと…

美味ーーいっ！！！
コイツに関してもなんて言ったらいいんだろうか。

魚とは違うんだけど、肉とも違うような面白い味。
肉＋魚÷２って感じかな。

そして、鯨のカルパッチョ（600円）
しっかり赤身の鯨肉をカルパッチョにしてみました。

食べてみると…

これは…

美味いッ！！！！！

これがこのお店の鯨料理の中で一番のヒットだったかもしれない。
ワインビネガーと鯨のお肉が絶妙にマッチ！！！

何度もバカみたいに「美味い」を連呼してしまった。

というわけで、くじら家。
このお店、メチャメチャオススメ！！！

４人で行って、これだけ頼んでライスと味噌汁をつけても
１人1000円程度で済んだ。

みなさんも南房総に来た際はぜひ行ってみては？？

ちなみに、伝票には「こうがん」と書かれていた。
個人的には「珍宝」と書いて欲しかったんだけど(笑)