高尾山トリックアート美術館は錯覚展示のオンパレード!(09.12.26)

東京

 
高尾山トリックアート美術館に行ってきた。
トリックアートとは壁に書かれた絵が立体的に見え、
それを楽しむアートである。

例えばこんな感じ。
座っているように見えるだろうか?
実はこの石の台座、壁に書かれた絵である。

下を抑えているように見える?
これも壁に書かれた絵。
影のつき方とかライトアップとかによってリアルさが引き立つ。

トイレのドアに書かれた絵。

一瞬ビックリしてしまった!!
トイレに入ったときは気づかずに、鏡に映ってるのを見ると本当にビビるぞ!!

ワニに襲われてるように見える?
実際にワニに襲われたらこんなもんじゃないんだろうな…

光の差し込む先を覗き込む。
さっきも書いたんだけど、
ライトの方向とか、影の方向とかすごい計算されている。

一本橋

残念ながら天井のライトなどが反射してしまい、
あまりリアルではなかった。

ライオンに襲われそうなところ。
檻がゴムで出来ているせいでリアルさがない。
むしろ檻を素手で曲げてるような感じ?

足元の穴から出てきたところ。
後ろの方に足が見えちゃってるけど、実は結構辛い体制だぞ。

大きな石を持ち上げているところ。
実際にこんな石があったら絶対に持ち上げられないだろうな。
この部屋はかなり広く、いろいろと撮影ポイントがあった。

石の通路の奥の方を眺める。
古代遺跡なんかをイメージしているのか。

上から撮影したところ。
天空の城といったことか。
がれきの切れ目から雲が顔をのぞかせる。

柱の上に立ってみる。
平衡感覚が試される。
実際にこんな場所に立たされたら一瞬でちびる…

あ!足元に一万円が!!

・・・と思ったら実はこれもトリックアート。
地面に一万円の絵が描かれている。

一体何人がこれに騙されたことか…(笑)

2階はまた違った趣のエリアになっていた。
こちらは水槽の絵画のエリア。
絵画の枠から魚が飛び出ているところもポイント。

鏡の部屋

ポーズがイマイチなので、鏡のようには見えないが、
相対することによって鏡のように見える。
角度など撮影がなかなか難しかった。

生首

テーブルの下には鏡が90度に並べてあり、
左右の壁が映るようになっている。

身長が変わる部屋。
金田一少年の事件簿でも使われていたトリック。
実はパースがついているだけで、実際は大きくなっているわけではないが、
床の模様や壁に描いてある絵などが壁のパースを際立たせている。

こんな写真も撮ることができる!
巨大な男に襲われる図。
もちろん、逆も撮影することが可能。

果てしなき高さの床。
鏡を上手く組み合わせてこのように見せている。
高所恐怖症の人には辛いかもしれない。

壁に描かれた急須と湯呑。
手を添えるだけで、リアルに持っているかのように見える。
こういった工夫があるのがトリックアート美術館の素敵なところ。

子供の頭を撫でる。
これも壁に描かれた絵。

トリックアートはすなわち錯覚・錯視を使用したもの。
これはドアの大きさと比較して人の大きさを図っていることを示すもの。
人間の視覚というのがいかにいいかげんなものかが分かる。

ソファーの上でくつろぐ猫。
これもトリックアート。背もたれも猫も描かれたもの。

一本橋でバランスを取る。
上から撮影してみるとこんな感じ。
床のタイルとか反射がなければもうちょっとリアルに見えるかな。

というわけで、高尾トリックアート美術館。
ここは絶対カメラを持っていったほうがいい!
アートの1つ1つが凝っていて、
じっくりみようと思うと時間がかかる。
それだけに非常に見所満点の場所だったぞ!!

 店名高尾トリックアート美術館
 住所東京都八王子市高尾町1786
 電話番号042-667-1081
 営業時間4月~11月:10:00~19:00
12月~3月:10:00~18:00
 定休日不定休
 関連URL公式HP

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