福岡県志免。
そこにはかつて炭鉱があった。

炭鉱が稼働していたのは1889年~1964年。
50年以上前に閉山になったようだ。

この高い建物は竪坑。
地下430mへのエレベーターだったらしい。
他の炭鉱施設はほとんど全て解体されてしまったが、この竪坑だけは現存している。

ここは国の登録有形文化財になっている。
高い建物がないので、とてもよく目立つ。

当時の建物の様子。
今では竪坑以外撤去されており、公園として整備されているが、
かつてはこのような巨大な工場が存在していた。

エレベーターの様子。
かなり大掛かりな仕掛けだったようだ。いったい何人くらい一度に乗れたのだろうか。

下から撮影してみた。
かなりの高さがある。上まで行ったら眺めも良さそうだ。

竪坑の足元部分。
かなり近くまで行くことができる。

なんだかとても重厚。
50年以上もそのまま残っているとは、鉄筋コンクリートってやつは本当に強い。

もちろん、現在は立ち入り禁止。
地下までの道はまだ残るのだろうか。
日本の炭鉱って実はまだまだ石炭は掘れるけど、海外からの輸入石炭の方が安く、もちろん、現在は立ち入り禁止。
地下までの道はまだ残るのだろうか。
日本の炭鉱って実はまだまだ石炭は掘れるけど、海外からの輸入石炭の方が安くなって、
割に合わなくなったので閉山してしまったというパターンが多い。

歴史のある建物。
この状態で保存されるのはいいことなのかもしれない。
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