旧吹上トンネルのさらに上の登山道に
旧旧吹上トンネルというトンネルが存在する。
登山道なので車での進入は無論不可。
明治37年に開通した歴史あるトンネル。
このトンネルのすぐ手前に廃屋があるのだが、
実はそこ、昔は母娘が経営していた居酒屋だったらしい。
昭和33年、経営者の女性達が強盗に〇されてしまい、
母は店内で、娘はこのトンネルまで逃げたところで〇されたそうな。
それ故、ここでは不気味な嘆き声や、
人がいないのに足音が聞こえた等の心霊現象が後を絶たない。
その被害者の方と思われる霊も度々目撃されている。
中には、その霊に凄い形相で追いかけられた・・・なんて証言もあったりする。
以上解説終わり。
まぁネットで見たときはこんな山奥で居酒屋かよ。
嘘くせぇなーって思ったんだけど・・・
まぁとにかく見てください。
山道を歩くこと10数分・・・
例の廃屋が見えてきた・・・
廃屋は廃虚としてはもう限界。
右側の屋根は完璧に崩れちゃっている。
いろんな人が訪れて荒らしたんだろうなぁ。
ゴミかよ~!
ちゃんと持って帰れこのタコスケ!!
掘りごたつの土台。囲炉裏かな?
もはや骨組みだけになっていた。
押入れも無残な状態に・・・
この建物は人為的に荒らされたみたいだね。
扇風機。
かなーり古い年代物。
ソファー。
一般家庭には似つかわしくない色と形。
居酒屋で使われてたのかな?
トイレの成れの果て。
もちろんボットン。
落ちないように注意だ!
よく考えたんだけど、
ここが居酒屋ってのは嘘くさいなー。
こんな場所にあったとしても、客も来ないだろうし。
まぁ、昭和33年ってのが50年以上前のことだから、
分からないけど、居酒屋っていうよりも茶店って感じかもね。
トンネル工事の親子が住んでいたって話もあるけど、
真相は果たして…?
そして一向はいよいよトンネルへ!!
トンネルは廃屋から徒歩30秒くらいなんだが・・・
ていうか雰囲気ありすぎだろ・・・
明治製なのでもちろん電灯はなし。
真っ暗だった。
壁からは地下水が染み出し・・・
足元もこんなん。
そりゃ廃道になるわけだよ。
もっと進んでみよう。
レンガの壁が・・・
しばらく進むとブロックの壁に変わる。
さらに進むと今度は岩肌が・・・
このことからも少なくとも三回は補修されていることが分かる。
そして写真を撮ってみる。
何か映ってるかな?
何回チェックしてみても・・・
映っているのはアホ2人のみ。
まぁとにかく雰囲気はメチャメチャあった。
軽い装備じゃダメだね。蛍光灯タイプの懐中電灯に 長靴は必要。
というわけで、旧旧吹上トンネル。
噂の真偽はわからないけど、
その名に恥じないレベルだったことは確か。
※現在このトンネルは塞がれており、
立入禁止となっています。
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